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マイナビABCチャンピオンシップ 2010
ホストプロが狙う、大会2勝目
同社が特別協賛となった初年度の2008年は、プロ転向後のツアー初優勝を飾って以来の大会2勝目をかけて、19歳がABCゴルフ倶楽部に乗り込む。
先週のブリヂストンオープンは、3日目までストレスのたまるラウンドが続いた。
バーディ戦が特徴の大会で、その波に乗れず、予選通過もカットラインギリギリで滑り込んだが3日目も一進一退が続き、低迷したまま終わるのか、と思われた。
だが最終日にやっぱり魅せた。
「池田さんが優勝争いしているときに、一緒に優勝争い出来なかったのは悔しい」と、その点では悔いが残ったが、それでもボギーなしの8アンダーは、今週につながる会心の64をマークした。
「これまでもがいていた部分が最後の最後にきっかけが掴めそうな内容でした」と満足そうに、持ち味の胸のすくような豪快なティショットもよみがえり、今週のホストプロでの再びの活躍を予感させるには十分の22位タイフィニッシュ。
本人も「今回のプレーをしっかり復習して、何が良かったか、そして何がミスになったかをよく考えて、大会に挑みたい」と、意気込んでいる。