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サン・クロレラ クラシック 2010

単独2位のディネッシュ・チャンドは

先週は小山内護の4年ぶりの復活優勝に刺激を受けて、「マモに出来て僕に出来ないことはない」と、強い気持ちで乗り込んだ今大会。

前日3日目の第3ラウンドでは4番パー3でホールインワンも達成して、確かにツキはチャンドに向いていたはずだった。

首位タイで迎えた最終日は気合いも十分。
懸命に高山に食らいついたが15番のボギーが痛かった。
「昨日まではラッキーだったけど、でも今日はアンラッキーだったね」。
悔しさを隠さなかったが昨年、シード落ちを喫した選手には単独2位も「やっぱり嬉しい」。

今季は、主戦場のチャレンジトーナメントはレギュラーツアーへの登竜門ですでに2勝をあげて、復活への思いはますます高まっていた。
規定により同トーナメントで3勝以上を挙げれば、そのあとのレギュラーツアーへの出場権が与えられるが、シード復活のためのもっと確実な方法は、もちろんレギュラーツアーで結果を出すこと。

今回の結果で、シード権の奪還はもう間違いないだろう。
「来年から毎週、試合に出られる。嬉しいね」と、白い歯がこぼれた。
「今年は、この調子でもっと頑張るよ」と、がぜん闘志もわいてきた。

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