Tournament article
The Championship by LEXUS 2010
連覇を狙う武藤俊憲は、出遅れ…
昨年の大会でチャンピオンになる前からの“レクサスオーナー”。新たに手にした同車は、ニュータイプのハイブリッドカーに大喜びで、あえて約200万円の追加払いでオプションをつけて届けてもらったほどだ。
「本当に使い勝手が良くて。愛用させていただいてます」。
そしてもちろん、今年も狙っている。
「ぜひ、もう一台いただいて帰りたい」と、開催前から話していたが、初日は大きく出遅れた。
ゴルフの調子はけっして悪くない。
ただひとつ、大きなミスが痛かった。569ヤードの3番パー5だ。
ティショットで「チーピン」。
隣の15番ホールはグリーンの奧まで打ち込んで、第2打はせっかくフェアウェーに脱出したのに、3打目は木に当てて、目も当てられない。
「ひとつ狂えば、もう逃げ場がなくなった」とチャンスホールでダブルボギーを打った。
うっそうとした松林にセパレートされたここ大利根カントリークラブは「やっぱりちょっとのミスも、許してくれない」と、改めてコースの難しさを胸に刻んで、「明日はもっと慎重に、盛り返してみせます」と、巻き返しの決勝ラウンド進出を誓っていた。