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フジサンケイクラシック 2010

薗田峻輔は「初心にかえる」

連覇を狙う後輩と、足並み揃えて優勝争いに加わった。杉並学院高時代のふたつ後輩、石川と並んで通算5アンダーは2位タイに、「2日間、アンダーパーで回れたのは満足」と、薗田。

このフジサンケイクラシックは、ちょうど石川が史上最年少のツアーVを飾った年。薗田は、まだ高3だった2007年に、初出場を果たして以来、これが2度目の挑戦だ。

前回は、予選落ちしているだけに、本人も成長のあとをしみじみと噛みしめる。
「ティショットの安定感を、凄く実感しています。今回はフェアウェイから打てる回数も多いので、チャンスにつく回数も多いですし」と、自信も深まったこの2日間。

近ごろは「調子が良い分、つい飛ばそう、飛ばそうとして、若干ブレ気味だった」と反省点も明確に「初心に戻ります」。

今季6月のミズノオープンよみうりクラシックでツアー初優勝をあげた一番の要因が、「8割の力でフェアウェイに置いていくゴルフ」。
「あのときと同様に、あまり振らずに方向性を重視していきます」と、基本に立ち返り、後輩の連覇を阻止する。

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