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SRIXONチャレンジ 2010

前粟蔵俊太 優勝インタビュー

はじめてのチャンピオンスピーチ
(優勝おめでとうございます。今の気持ちをきかせてください)
今年の1月に沖縄の親父のところに帰って、親父と二人三脚で頑張ってきまして、今週はやれるなという自信を持って会場に来ました。それで昨日の初日に良いスコアを出すことが出来て、本当の自信になりました。
これまでチャレンジでは5回くらい優勝争いをしたんですけど、その中で今回自信をもってプレーが出来たのははじめてでした。
とにかく1打1打集中してプレーすることだけを考えてプレーしました。あまり周りはみないで自分のプレーをすることだけを考えていました。
やっぱり、まず親父に伝えたいですね。安心させてあげたいですね。

(最終日最終組でのプレーでしたが、今日のプレーを振り返ってもらえますか)
出だしの1番パー5で2オン2パットのバーディ。2番はセカンド残り108yをウェッジで1mにつけてバーディ。この出だしの連続バーディで流れにのってプレーすることが出来たと思います。
昨日のインタビューで、今日は4つ以上伸ばしたいと話していたんですけど、今日は6つ伸ばすことが出来て満足です。
このコースはコンディションが良くて、台風の雨でグリーンも止まりやすかったし、2日間風も吹かなかったし、上を意識してゴルフをしていると、下から一気にスコアを伸ばしてくる選手が出てくる可能性があるので、気を抜かないでプレーしました。

(高校在学時にプロ転向、3年かかりって初優勝。気持ちは。)
17才でプロになって、3年は経験だと思っていました。いろんな選手やプレーをみて、勉強して、20才になってその苦しみや経験を活かしていければと考えていたので、ちょうど3年ですね。

(ツアーで活躍している石川遼や薗田峻輔と比較されることになりますが)
比較されるのは僕は全然気にならないです。正直、遼や薗田さんがツアーで堂々と頑張っていて、刺激を受けるし、すごいなと思います。でも、いつまでもすごいすごいと言っているつもりはないです。

(この優勝でコカ・コーラ東海クラシックの出場権を獲得、チャレンジトーナメントの賞金ランキングも5位に浮上とツアーへの道筋が見えてきたと思います。そのことについて)
これからツアーでも結果をだしていって、将来はメジャーでも活躍したいし、オリンピックの代表として出場したいと思っています。
なので、これからが大事。これからがスタートだと思っています。
これからツアーで今日のようなプレーをして頑張って結果を残していきます。応援よろしくお願いします。
  • 優勝トロフィーを受け取る
  • ウィニングパットを拾って。初優勝は控えめなポーズで

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