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ANAオープンゴルフトーナメント 2011

深堀圭一郎が4ヶ月ぶりの参戦

昨年は長く苦しんできた左足裏痛の悪化でシード権を失い、今年2月には思い切って手術に踏み切った。来年の完全復帰を目指してリハビリ中の深堀がこのANAオープンで、5月のとおとうみ浜松オープン以来、今季3戦目を迎える。

近ごろでは毎日、自宅の周囲を5000歩歩くなど、順調な回復を見せている。主治医にも「もう大丈夫」と太鼓判を押されて、いっそう自信もついてきた。

前日火曜日に引き続き、この日水曜日のプロアマ戦も18ホールを歩ききり、「やれる」との確信も強まった。

「もちろん痛みはゼロではない」。
たとえば、他の選手のショットを見たときだ。「つい、自分もと力が入ってくる。そのときに不安がある」。
練習場と、いざ本番のギャップとの懸念も若干あるが、今大会は1998年と2005年のチャンピオン。試合勘を取り戻すには、絶好の舞台で気合も入る。

今回はANAより主催者推薦を受けての出場であるということも、発奮材料のひとつ。
「元気な姿と良いプレーをお見せすることが、僕のつとめ」とそんな重圧も敢えて自ら背負って思い出の輪厚(わっつ)に立つ。

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