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ブリヂストンオープンゴルフトーナメント 2011

石川遼が7位タイ浮上

今季初Vを狙う石川が、優勝争いに加わった。7月から続けていたスイング改造はここにきて、日に日に完成度も高まって、「今日のゴルフは90点」と高得点の自己採点を下した。

“減点”は左のバンカーに入れて、ボギーを打った17番パー3と最後はティショットを左のラフに入れた18番だけという。「そこで、5点ずつ」。
しかしそこも最後は手前7ヤードからのチップインバーディで、帳消しにして、通算5アンダーは7位タイ浮上。

この日も、風の吹くコンディションは、「アゲンストとフォロー。また、地上と上空で強さや向きが違う点では苦労した」とはいいながらも「安心して出来ていた」。

ボギーを打っても、泰然自若に構えられているのは「ドライバーが振れて、アイアンも打てて、パッティングにも自信が持てているから」。

15番で、ディボット跡に入れる不運も「神様を恨むまではないですよ」と、パーを拾って笑ってかわす余裕さえある。
首位との3打差も「混戦ですから。あってないようなもの」。
ようやく、壁を打ち破れるか。

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