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ブリヂストンオープンゴルフトーナメント 2011

ブラント・スネデカーは「バーディをたくさん取る」

今年40回を迎えたブリヂストンオープン。ビッグネームがお祝いに駆けつけた。記念大会に華を添えるのは米ツアーのチャンピオン、ブラント・スネデカー。今年は、「ザ・ヘリテージ」で通算2勝目をあげて、フェデックス・カップポイントは8位。賞金ランキングは14位。世界ランキングは28位と、いま、赤丸急上昇中の30歳。

日本ツアーは、2007年の初出場から3度の挑戦で、いずれもトップ10入りを果たした。3年ぶり4度目となる今大会は、初日から2日間の予選ラウンドで回るのは、石川遼と宮里聖志。

「キヨシ選手は藍ちゃんのお兄ちゃんですよね? お会いするのは初めてです」。だが石川とは2度目の直接対決だ。
「当時はまだ17歳。リョウはあのころから優秀な選手でしたが、この3年で世界の舞台を数々と経験して、ものすごく成長していることでしょう。20歳になったリョウとのラウンドは、とても楽しみです」と、“再会”を心待ちにしている。

米ツアーでは「スネッツ」のニックネームも、日本でファーストネームの「スネデカー」を直訳すると・・・。「知ってますよ!」と本人もゲラゲラ笑って、「“デッカいスネ”という意味でしょう?」。
なんでも、前回の来日時に某雑誌に取材を受けた際にもその話になって、ズボンの裾をまくり上げ、「スネ」をチラリと見せた写真を撮られたのだそうだ。

「・・・名前ほど、スネはデカくはないんだけれどね」と、ユーモアたっぷりに笑う様子に親近感がぐっとわく。
久しぶりの日本でのお楽しみは、「大好きな寿司」を腹一杯食べて帰ること。そしてもちろん、プレーで日本のファンを魅了すること。
毎年、激しい伸ばし合いが話題になる今大会で、「とにかくバーディを一杯取りたい」。大会主催のブリヂストン契約プロの一人として「優勝を狙う」と、意気込んだ。

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