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中日クラウンズ 2011

薗田峻輔が単独2位に

初挑戦の難攻不落の和合を心から楽しんでいる。「気持ちよくアドレスに入ることが出来るし、調子もいいから」。丈高い松林に仕切られたフェアウェーも、その上を吹き荒れる強風も、「トリッキーな林間コースは好きなので」。

その先に待ち受ける小さく硬いグリーンも、「やりごたえがある」とむしろ闘志を燃やす材料に。

9番で、ラフから左1.5メートルのチャンスにつけた。「寄ったが、傾斜になっているところで、難しいラインだった」。
これを沈めて、「リズムがつかめた」。
難しい後半も、深いバンカーからピンそばに寄せるなどピンチを難なくしのぎ、4アンダーは単独2位で初日をスタートさせた。

ファイナルQTで参戦した昨年のルーキーイヤーに、ミズノオープンよみうりクラシックでいきなりツアー初優勝を挙げて、実力のほどを示したが、あれはもう6月だった。
だからこの中日クラウンズはこれが、初出場だ。
「初めての和合でいきなり良いスコアが出たので、ひとつまた、自分の自信になる」。
伝統の舞台で、念願の2勝目を狙う。

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