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とおとうみ浜松オープン 2011

石川遼は4打差6位に

今年新規の「とおとうみ浜松オープン」は、初代チャンピオンを狙う、とどの選手も燃えている。「僕もそのひとり」という石川が、公言どおり記念の大会で今季初Vも狙える位置で、最終日を迎える。

この日3日目も浜名湖からの強風下にもかかわらず、4番でイーグル。6番はティショットを池に入れたが、ドロップして打ち直しの3打目が、あわやカップイン。残り161ヤードは、前上がりのライから6番アイアンを握ったショットは一度は三分の一ほど頭を入れて、クルリと回転して出てきた。

タップインのOKパーは、スーパーショットに勘違いしたギャラリーから「ナイスバーディ!」と歓声を浴びせかけられ苦笑い。
「本当はバーディじゃないんです、と言いたかった」と、奇跡のパーセーブにも、照れ笑い。

上がりは17番のボギーでやや失速した感はあるが、それでも「明日1日の頑張り次第では優勝もある。きっと明日は、3日間のうちでギャラリーのみなさんが一番多いはず。よりいっそう盛り上がっていただけるよう、燃えるようなプレーがしたい」。
最終日は4打差からの逆転Vで、記念大会に華を添える。

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