Tournament article
JGTO Novil FINAL 2011
大学の先輩に2打差 1アンダーの清田太一郎
「ミスショットといいショットが交互に出て」プレーの組み立てが難しかったが、「粘り強く」プレーして、スコアを盛り返した。「パットでうまくカバーできた」という言葉の通り、4番から9番ホールまで全部1パット。8,9番でバーディを獲って、スコアをイーブンに戻した。インは17番でバーディを奪い、1アンダー71でホールアウトした。
会場であるザ・カントリークラブ・ジャパンを清田は「距離も伸びたし、グリーンのスピードも出ていて、素晴らしくて難しいコース。逃げようとしても逃げさせない、試されるコース」と評する。その中でアンダーパーをマークしたのは、この日4人だけ。いかに難しいコンディションだったのかがうかがわれる。
寒さに震えながらも好スコアをマークできた理由の一つには、日体大の先輩・中田範彦と一緒に回れたこともあるようだ。「中田さんはプレーも早いし、リズムが良くて、回りやすい」と清田。中田はこの日3アンダーで回り、単独首位。先輩にうまく「引っ張られた」という。成績順の組み合わせとなる第2日も2人は一緒で、最終組だ。このまま先輩についていきたい。「自分のゴルフを出し切る」という清田の2日目のプレーに注目だ。