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ANAオープンゴルフトーナメント 2012

ホストプロは「20歳の集大成にしたい」

石川遼は、大会の最終日の翌月曜日に誕生日を迎える。20歳最後の大会は、スポンサー契約を結ぶ全日本空輸株式会社が主催とあって、「いつもお世話になっているANAさんと僕との1年に1回のチャンス。恩返し出来るように頑張りたい。20歳の集大成にしたい」と、例年以上に気合いも入る。

また今週は、2008年のプロ転向後から数えて日本ツアーで出場100試合目にあたる。
「それは意識していなかった」と本人もちょっぴり感慨深げに、「これでもし、僕が今週、勝っちゃったりしたら、勝率的にはものすごいものになる」と、勝てば文句なしの最年少10勝に向けても「そう考えたら焦る必要はないですね」。

勝ち星から見放されてもうすぐ2年になるが、「アマのときの優勝も含めると、11試合に1勝の間隔。それを4年、5年と続けるのも難しいことだし、1年に1勝さえ続けていくのも難しい世界。ジャンボさんや中嶋さん、片山さんたち永久シード(通算25勝以上)の選手のみなさんとはまだまだ次元が違うが、焦ることはない。ゆっくり勝利を積み重ねていきたい」と、節目の大会で気持ちを新たにしていた。

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