Tournament article
中日クラウンズ 2012
今週、中日クラウンズ
過去5度の賞金王、片山晋呉はここでこれまで2度の栄冠に輝いている。
2010年には石川遼が、ギネス記録の58で大会初制覇と、勝てば伝説となる記録尽くしの大会が、中日クラウンズだ。
その昔には、アーノルド・パーマーやジャック・ニクラウスら、海外のビッグネームも出場者に名を連ねた。歴代勝者には、今は亡きセベ・バレステロスをはじめ、デービス・ラブⅢやダレン・クラークなど、国内外ともに蒼々たる顔ぶれである。
中でもこの人の名前に目を輝かせたのが、昨年覇者だった。1989年のグレッグ・ノーマンは豪州の英雄に、ブレンダン・ジョーンズは、胸を押さえたものだ。
「僕も絶対に彼と同じ王冠に名前を刻む」と、強い意志で韓国のI・J・ジャンとのプレーオフを制し、ノーマンと肩を並べて感極まった。
ディフェンディングチャンピオンは、今年も絶好調で和合にやってくる。
今年の開幕戦「東建ホームメイトカップ」でさっそく1勝をあげて、連覇を狙う。
先週のつるやオープンは、大会最多の3勝を誇る抜群の相性を誇るトーナメントで13位と結局、不発に終わったが、「開幕から3勝を狙う」と当初から話しているだけに、今週こそ仕掛けてくるはず。
昨年は18番で、全身真っ青なクラウンズブルーのウェアで吠えに吠えた強気なオージーが、和合で2年連続の快挙に挑む。
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