川岸良兼が『大山ＧＣ・ＪＧＴＯチャレンジⅢ』の練習ラウンドで最後の調整を行った。

開催コースの大山ゴルフクラブでのラウンドは、この日が初めてという川岸だが、
「いいコースだね。戦略的にはティショットが全てだと思うね。明日、ティショットがいい状態に持ってこられたらいいね。」と話している。

2週間前の「静ヒルズトミーカップ」では4位タイの好成績、上り調子で乗り込んできたかと思いきや、
「暑さに負けそうだし、全然だめだよ。」と少々弱気だ。

それでも、来シーズンの出場権を獲得する為、そろそろという気持ちは強い。

シーズン終了時に賞金ランキングトップの選手には翌年1年間のツアートーナメント出場権が、トップを除いた上位7名には、翌年の第1回リランキングまでのツアートーナメント出場権が与えられる。現在、ランキング13位の川岸が狙うのはここだ。
「そろそろ、上位にランキングを上げておきたいね。」

ツアートーナメントへの復帰の鍵はティショットが握る。
男子プロゴルフトーナメントとして7勝目を、チャレンジトーナメント初優勝で飾り、来シーズンのツアートーナメント出場権を手繰り寄せたい。