『大山ＧＣ・ＪＧＴＯチャレンジⅢ』最終日、西村匡史が、トータル10アンダーでフィニッシュ。櫻井匡樹とのプレーオフを制し優勝に輝いた。西村自身チャレンジトーナメント初優勝を飾った。

初日最高のスタートを切った西村も最終日、最終組のプレッシャーか我慢のゴルフの連続だった。先に10アンダーでホールアウトした櫻井を追いかける苦しい展開となったが、最終18番ホールでバーディを決め、プレーオフに望みをつないだ。
迎えたプレーオフ1ホール目。互いにグリーンに2オン、櫻井が2パットでバーディを逃したのに対し、西村はしっかり1パットで決め、勝負を決めた。

「体力的にきつくて、あと1ホールプレーオフが続いたら勝てなかったと思います。」
連日の猛暑に耐えながら満身創痍で優勝を勝ち取った。

優勝を争った櫻井とは普段から練習ラウンドを行う等、親交も深い。前週行われた「北陸オープン」でも移動など行動を共にしていた。
「櫻井先輩と優勝を争えたことが嬉しかったです。」
互いに切磋琢磨し合いながらの優勝に喜びを感じていた。

今回の優勝で、ツアートーナメントの『関西オープンゴルフ選手権競技』の出場権を獲得した。
「猛暑の苦しい展開の中、優勝出来たことは自信になります。関西オープンでもいい結果を出したい。」
迎えるツアートーナメントに照準を定めている。

西村はこの優勝で賞金ランキングは8位に上昇した。
「この試合に勝って、賞金ランキングで来年の出場権獲得を狙えるところまで来たので、そこに向かって頑張りたい。」

来シーズンのシード獲得の為、新たなスタートをきった西村。
今後の西村の活躍に注目だ。

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