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VanaH杯KBCオーガスタゴルフトーナメント 2013

矢野東が2週連続の3位

先週に引き続いて、あともう一日あったら、とつくづくと感じてしまいそうな最終日となった。先週は、最終日が中止となった関西オープンで、3位に終わった矢野が、またもや54ホールに短縮された今週は、最終日の第3ラウンドに66をマークして、今度は3位タイに食い込んだ。

先週は初日のプレー後にひらめいて、元来のスタイルに戻したパッティングスタイルが、今週もツアーで唯一のコウライグリーンで、冴え渡った。
この日はスタートから連続で、1.5メートルのチャンスを外してよぎった一抹の不安も、6番からのサンデーチャージであっさりと吹き飛ばすと、14番で奥から6メートルを決めて、15番では1メートル強のチャンスも逃さず、この連続バーディからやにわに「その気に」。

3ラウンドの54ホールで、5年ぶりのツアー通算4勝目も視野に入れられそうなゴルフの内容は「やっぱりパット。ゆとりが出て、無理な攻めをしなくなった。72ホールでマネジメントが考えられるようになった」というから、なおさら今週も、あともう一日あれば・・・。

「・・・いや、それはどうか分からない。まだたった2週ですからね。こういうのが続いてくれれば」と慎重な理由は、腰の状態がまだまだ予断を許さないから。6月に発覚した椎間板ヘルニアは、今週は雨の影響か、ここ最近で、この日が一番痛かった。朝は、必ず宿泊先のトレーニングルームで自転車を30分こいで、リハビリのストレッチをしてから出るという生活は、好きなお酒もやらないし、「今は非常に規則正しくて。結果的に、ケガの功名」と、プラスにとらえて、復活の時をにらむ。

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