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コカ・コーラ東海クラシック 2013
武藤俊憲が難条件に「厳しすぎます」
「いやあ・・・もうほんとグリーンが硬いしピン位置が厳しくて」。コースからの挑発も6番で一矢報いるので、精一杯だ。
146ヤードの2打目は、9番アイアンで「会心の一撃でした」。ピンそば30センチのバーディで、少し気持ちは晴れたが、「もう後は何にも出ない」と、イーブンパーの72も、会心の2日目と言っても誰も責めたりしないだろう。
「ここで伸ばせって言われたって、それはムリですよ」と、苦笑いしか出て来ない。
「昨日よりは、ドライバーの状態も不安定で、しかもピン位置が厳しいから、その分、フェアウェイに打たなくちゃ」と、プレッシャーもなお強くなる。
「打ちたい、叩きたい、飛ばしたいのを抑えて、懸命に我慢をしました」と、2位タイに踏みとどまった。
「三好は飛ばせばいいというものではない。コースからの要求が多くて、やるべきことははっきりとしているので。凄くイメージは良い。好きなコース」と、大会2度目のタイトルを射程に入れた。