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コカ・コーラ東海クラシック 2013

宮里優作が「優勝を狙っていきたい」【インタビュー動画】

首位からスタートしたこの日3日目は「綱渡りのゴルフでした」と、息を吐いた。スタートの1番から、ティショットを左に曲げて、「それを意識して、今度は右へ」。2番のパー5は、最初のチャンスホールもパーに終わって、そのあとは、諦めてスプーンで刻むなど、「3日間で、今日は一番ティショットが悪かった」。この日は、フェアウェイをとらえたのは、わずかに2ホール。風に過剰に反応しすぎたのか。

「風に乗せようとして、つかまり過ぎたり・・・」。苦しみながらも「アプローチ、パターで要所要所、いいのが出てくれた」と、その最たるのが、最後の18番だった。

ラフから、180ヤードの2打目は、9番アイアンで左手前3メートルにつけた。このバーディ締めで、この日のスコアをイーブンパーに戻して、2打差の2位に返り咲き、首位の武藤が「しぶとくなったな!」。
「はい、今週はしぶといですよ」と、ニヤリ。
3日間ともしぶとく耐えてV争いに残った。今週の優作はひと味違う。
「この3日間は、徹底して守って自分のゴルフができた。良いマネジメントも出来ているので、明日は優勝を狙っていきたい」と、はっきりと目標を口にした。「明日は、攻めるところは攻めて、メリハリをつけて、気持ちはしっかりと、前に前に向いていきたい」と、力を込めた。

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