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コカ・コーラ東海クラシック 2013

金度勲(きむどふん)は「僕はこれから!!」

このコカ・コーラ東海クラシックは、デビュー年の2010年から2年連続でトップ10入りを果たすなど、この日は強い風で高速グリーンはすでに「最終日のような硬さ」と、悲鳴を上げながらも、「僕は難しいコースのほうが好きなので」と、得意とする舞台である。
ルーキーイヤーにいきなり賞金ランキングで11位につけるなど、あっさりと初シード入りを果たしてからというもの、いつ勝ってもおかしくない選手のリストに名前を連ねた金が、今年は開幕からずっとおとなしいままだったのは、いくつかの理由がある。

まず今年1月に、韓国で兵役についたこと。アマチュア時代の2006年にアジア大会の金メダリストに輝いたご褒美として、わずか1ヶ月の任務で終了したのは良かったが、いつもはトレーニングに時間を割くオフに、準備不足は否めなかった。
さらに、今年2戦目のインドネシアPGA選手権で、左ヒジをひどく痛めたことも、大きく影響した。「あのあと1ヶ月もクラブが振れなかったので」と悔しそうに、「今はもう大丈夫なので。これからですね」と、ここから相性の良いコースで、一気に出遅れた分を、取り戻すつもりだ。

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