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ブリヂストンオープンゴルフトーナメント 2013
塚田好宣は3位タイに「自分自身の証明になる」
「テレビで見ていて“俺、あんなふうに構えてるんだ”って。ちょっと不思議な気分になった」。
それにしても、「先週、俺のパットは全部、カップに蹴られてばっかりだったけれど、小林のはカップに触ったヤツが、全部入った。一体、何が違うんだ、と」。
小林は小林で、「僕のは、クロスハンドもクローズスタンスも全部、人のぱくり」と笑っていたものだが、マネされたほうとしては、マネしたほうがより成果を上げているのは、やっぱり面白くない。
小林が、ケガのため欠場した今週は、鬱憤を晴らす3位タイフィニッシュ。
「ショットはずっと良くて。あとはチャンスさえ決められたら、上位に行けるという自信があったので、自分自身の証明になったのは、良かった」と、近々控える渡欧にむけて、手応えを掴むことが出来た。
再来週から2週間、スペインに行く。ヨーロッパツアーの来季の出場権をかけたQスクールに挑戦する。
今年は開幕戦で、悲願のツアー1勝をあげて少し気持ちの余裕も出来た。学生時代は単身渡米し、オーストラリアでプロ転向をして、日本が休みの間は今も積極的にアジアに足を向ける自称“ゴルファートラベラー”は、「自分がどこまでやれるか試してみたい。美味しいワインを飲んで来ます!」。44歳は、いくつになってもゴルフも人生も、とことん楽しみ尽くす主義だ。