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カシオワールドオープンゴルフトーナメント 2013

地元勢! 片岡大育が狙うツアー初V

キャップのロゴ・・・見えますか!
高知県出身。中学時代までを過ごした。ここKochi黒潮カントリークラブも、高知中学時代から、回り慣れたコースだし、今大会はアマチュアだった2006年から7年連続の出場。昨年は自己ベストの9位タイにつけるなど、慣れ親しんだ舞台で日本では、ひとまず自身の“最終戦”を迎える前に、「シード権をがっつりと決めておく」。それが今季の目標だった。

毎年、家族や親戚総出の声援を受ける今大会は、「やっぱり、毎年何やかんやとワサワサとして」。そんな中で、シード権もギリギリの位置で本戦を迎えると、さすがに試合に集中するどころではなくなる。

「だからここに来るまでに、ちゃんと決めておきたかった」。公言どおりに地元ファンに、日本で初のシード権を獲得した姿を見せられることも、嬉しい。

今週限定で、キャップに入った刺繍も、周囲の期待の表れだ。
市内の飲食店「香の里」のオーナーは、大のゴルフ好きで片岡が初めて出会ったのも、地元ではなく、北海道での大会だった。

「僕だけじゃなくて、いろんな選手を応援されてて」。店は従業員に任せて、全国津々浦々のトーナメントを観戦して歩いている。
今大会の協賛社にも名前を連ねる同店は、「今週だけでも片岡くんの応援をさせて」と、1週間限定のスポンサーをかってでてくださった。そんな気持ちに応えるためにも、今年はシード権よりも、もっとでっかい目標を抱いて“ホームコース”を歩く。

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