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関西オープンゴルフ選手権競技 2013
ランキング最上位の小平智と2試合連続Vがかかる薗田峻輔、良きライバルの2人【インタビュー動画】
今週は、海外遠征がつづく松山英樹が大事をとって欠場を決めたから、出場選手の中でももっとも最上位として立つのが小平だ。
今季は「日本ゴルフツアー選手権 Shishido Hills」で悲願のツアー初優勝をあげて、現在賞金ランキングも絶好調の2位。
「松山がずば抜けていて、上との差はたくさんあるけど、下はすぐ。そのうち抜かれるとは思うけれど、僕は僕なりに納得のいくプレーをする」と、ブレはない。
大舞台での経験を生かしたい後半戦でもある。
先月は全英オープンと、今月はWGC「ブリヂストン招待」で、世界との差もいやというほど経験してきた。「アメリカでプレーしたい気持ちはある」。しかし、「今の自分のレベルじゃまだダメ、勢いだけではダメ」と、自分を戒めずにおれなくなったのは、タイガー・ウッズ。
「ブリヂストン招待」で1日9アンダーを出した。
「超感動した。突き抜けていると思った」。
飛距離の違い、パワーの差を肌で感じて、「もっともっと」という気持ちがわいてきた。
今はとりあえず、ホームツアーで牙を研ぐ。
「これから後半戦、また気を引き締めていかないといけない。欲を言えば、あと1勝したい」。
真の実力が問われる通算2勝目。「峻輔が、先に2勝目をしたので早く追いついて、追い抜きたいです」。
ジャパンゴルフツアーはあれから約1ヶ月半も日程が空いて、ファンの記憶も少し薄れてしまったかもしれないが、先月の「長嶋茂雄 INVITATIONAL セガサミーカップ」で、ケガからの復帰間もないツアー通算2勝目をあげたのが薗田である。
この関西オープンで、2試合連続Vの記録がかかる。
この“夏休み”は試合に出たり、走ったりと忙しく、後半戦に備えてきた。
「僕は、いつもこの時期から良くなってくるので」と、暑さにめげるどころか、ますます喜々として「頑張らないと!」。互いに追いつけ追い越せと、この夏以上に熱く燃える2人にも注目だ。