Tournament article
JGTO Novil FINAL 2013
地の利を活かせるか!?富村真治
9月の「everyone PROJECT Challenge Golf Tournament」で優勝するなどの活躍で、現在チャレンジ賞金ランキング4位まで上がってきた。春先は調子が上がらず「この試合に出られるか、心配だった」という。富村は普段もザ・カントリークラブ・ジャパンで練習している。
昨年ファイナルクォリファイングトーナメント(QT)を受け、QTランクは53位に終わった。そのときにはアプローチを課題に挙げていた。そこで「アプローチを一から作り直した」そうだ。このコースで練習をつみ、宮里美香が帰国した際には一緒に練習をして、教えを請うた。富村と宮里美香とは沖縄の同郷で、学年は宮里美香が1学年上である。この大会の2週間前にも日本女子オープンで宮里美香が優勝したあとに、このコースで一緒に練習したそうだ。おかげでアプローチはかつて弱点だったが、今では「自分の武器になり、自信にもなった」というほどにレベルも上がった。彼が今シーズン、調子が上がってきた、大きな要因だ
調子が上向きで今大会を迎えた。コースを隅々まで知り尽くしているだけに、彼にとっては大きなアドバンテージだ。「このコースは自分のいいときも悪いときも知っている」と思い入れは深い。それだけに試合に「入れ込み過ぎないように」気をつけている。チャレンジで優勝したあと、HEIWA・PGM Challenge III で初日2位につけ、チャレンジ2勝目を狙ったが3位に終わり、「悔しい思いをした」というように上を目指している。
この試合で優勝すれば、他の選手の成績如何ではチャレンジ賞金王の可能性を残している。
応援してくれた人、コース、大勢の人にいい報告が出れば最高だ。