中西直人が14番(141ヤード　パー3)でホールインワンを達成した。8番アイアンで打ったショットは、ピン奥30センチのところに落ち、バックスピンでカップに入った。

ホールアウト後に話しを聞くと、さして嬉しそうでもない。実はホールインワンは「13回目か14回目」で、はっきりと覚えていないくらい達成しているのだ。「試合でも６回目か7回目」とホールインワンの常連だ。しかも「今シーズン、2回目です」というから驚きだ。

「また入った。全然驚かない」という本人の弁にもうなずける。それでもホールインワンのショットは打った瞬間の「球の音がかなりしっかりと」頭に入ってくるそうだ。ホールインワンの手ごたえというものがあるのだろう。

このホールインワンで中西は勢いづいた。この時点で4アンダーとスコアを伸ばした。この日のラウンドを「良かった。悪かったホールでもセーブできた」と評した。ただ、このあと17,18番の2ホール続けて3パットをしてしまい、それ以上スコアを伸ばすことができなかった。この上がり2ホールが反省点だ。

「3日間あるので全然あせっていない」と残り2日間にチャンスをうかがう。尚、このホールインワンに対してＰＧＡより賞金3万円が贈呈されることが決まった。

• 中西 直人