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ドラゴンカップ 2013
首位と思いきや…2位に終わった岸本翔太
だが、ここから二転三転する。12,13番を連続ボギーで10アンダーに後退。そこから14番バーディ、15番ボギー、16番バーディと、結果的には後半9ホールでパーがひとつと派手なゴルフを展開した。
さらに衝撃が岸本を襲う。彼が18番のティインググラウンドに来たとき、スコアは11アンダー。15番ホールにあるリーダーズボードを確認したときは、11アンダーが首位だったので、いい位置にいると思っていた。だが、18番ティから見えた15番ホールのリーダーボードに目を疑うようなスコアがあった。なんとインスタートだった鈴木亨がすでに14アンダーでホールアウトしていた。この時点で3打差。18番はパー5だが、並ぶにはアルバトロスが必要だった。さすがにアルバトロスは「無理」と虚脱感が襲った。思わぬ終戦だった。
結局、最終ホールでバーディを奪い、通算12アンダーで2位に入ったが、優勝を狙っていただけに脱力感はいがめない。鈴木の見事なプレーに屈した感じだ。その悔しさは「まぁ、次に頑張りますよ」という一言にこめられていた。