Tournament article
ドラゴンカップ 2013
佐藤信人「縁があったので、ぜひいい成績を残して大会を盛り上げたい」
佐藤は「本当にありがたい」と喜ぶ。本大会とは「縁があったので、ぜひいい成績を残して大会を盛り上げたい」と上位を狙う。今年は、秋田でのチャレンジトーナメントでプレーオフにわずか1打足らずに3位という成績も残している。そのためには初日が大事になるという。「チャレンジも層が厚くなった。予選を通れば誰にでもチャンスがある」と優勝と下位の選手の差がなくなっていると指摘する。そのために初日で「ひとつのミスが」大きく響くことになる。いかに出遅れることなく、それでいてスコアを伸ばさなければならない。
かつて賞金王争いを演じたこともあり、ヨーロピアンツアーに挑戦したキャリアも持つ。ヨーロッパでは荒れたグリーンでのプレーも余儀なくされ、パターのうまさに定評がある佐藤もイップスにかかった。今は「悩んでいた状況よりは良化して」いる。「コツコツやっていくしかない」と表情も穏やか。まずは第1ラウンドをどうこなすかだ。