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アールズエバーラスティングKBCオーガスタ 2014
ホストプロ! 重永亜斗夢が「今年は何がなんでも」
九州・夏の陣。毎年、芥屋ゴルフ俱楽部で行われるこの大会は酷暑との戦いに、もっとも厳しいトーナメントのひとつにも数えられ、今年はホストプロとして参戦するアトムなのだが、実は一抹の不安も。
2年前から発症した難病指定の潰瘍性大腸炎は、今がもっとも用心が必要な時期でもあり、今月初めの「ダンロップ・スリクソン福島オープン」の前後にも「血便が出た」といい、水分補給がもっとも大事なこの時期はうっかり水のがぶ飲みしようものなら翌朝はまあ、悲惨なもので、「つらいです・・・」。
もともと華奢な体つきも、なおさら体重は減る一方で、50キロ台をキープするのでやっと。
今大会では次世代のスター候補を輩出する目的で「ジュニア育成プロジェクト」が始まったのが2006年。
ジュニア大会で顕著な成績をあげた選手に出場の機会を与えてきたのもその一環だが、重永はその“一期生”として恩恵にあずかりながらアマプロ時代を含めても、まだ今大会で予選通過をしたことがなく、そこに腹の調子があまりよろしくないとなれば不安も倍増。
「いやでも、今年はそんなことを言ってる場合じゃないんで。まず決勝進出が最低条件。今年は何が何でも通らなければ!」。昨年のファイナルQT1位のプライドを胸に、恩返しの活躍を誓っている。