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日本オープンゴルフ選手権競技 2014
2年連続のローアマ! 専修大4年の小浦和也さん
最終日は「15位内が目標だった」。3日目には通算1アンダーの18位タイを記録して、やる気満々。
しかし、そうは思い通りにさせてくれないのがこの舞台だ。この日はバーディがひとつも取れなかったばかりか、「今日は何ひとつうまくいかずに」。5番からの3連続ボギーと、16番の連続ボギーには「・・・まだ調子に乗るな、と。そう言われているような気がします」と2日目には大会史上最年少の予選通過を果たした15歳の岡崎錬さんと、とうとう“1打差”で迎えた最後の18番では、フェアウェイからの2打目を木に当てて、140ヤード残った3打目はラフからフライヤーがかかってグリーンの奥のギャラリースタンドすれすれまで飛ばしてしまった。
ボギーなら、岡崎さんとの“プレーオフ”も覚悟した場面。せめて「ダボには絶対にしないように」と、臨時の仮設物の救済を受けて、ドロップゾーンにドロップ出来たことで救われた。絶妙の寄せで、タップインのパーセーブも「大事な最終日に、最終ホールであんなことをやっていてはダメ」と、目下サードステージまで駒を進めている来季ツアーの出場権をかけたQTに向けても、いっそう引き締まる4日間となった。
※今大会2年連続の歴代のローウェストアマチュア賞
赤星六郎 1929年、1930年
イサム・ムラタ 1958年、1959年
ケン・ミヤオカ 1960年、1961年
中部銀次郎 1965年、1966年
宮里優作 2001年、2002年
ウォン・ジョン・リー 2005年、2006年
小浦和也 2013年、2014年