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トップ杯東海クラシック 2014
シード復活の足がかりに! 4位タイの細川和彦
先週の「アジアパシフィック ダイヤモンドカップ」は、地元茨城県での大会で、主催者推薦を頂いておきながら、予選落ちを喫して「あの悔しさを、今週は全部ぶつけた」。
2004年には、プレーオフの末に2位につけた三好の戦いも心得たもので、「今日は10番、18番のほかは全部、刻んだ」と、徹底した安全策で、ジワジワと順位を上げてきた。
今週、バッグを担ぐ富田源希さんは、やはり難病指定の潰瘍性大腸炎と闘ういわば“戦友”でもあり、「今週、俺は調子が良いけれど、彼はダメで」。ひとたび発症すれば、「1日に20回も30回もトイレに行く」という症状に苦しみながらも、細川とともに、難コースを歩ききった。
同じ茨城県出身の富田さんもプロゴルファーを目指しており、「お互いに頑張ろう」と励まし合いながら“完走”した43歳は「若いやつらには勝てないけれど。焦っても仕方ない。ひとつひとつ、クリアしていくしかない」。
これからツアー終盤戦はますます、少なくなる出場チャンスを生かして復活への道を一歩一歩、着実に歩いていく。