今週は「自分に期待していない」。その分、肩の力が抜けていた。ボギーなしの66で回ってきた。
「今日は、日本オープンに勝ったばかりの勇太さんと、ジュニア時代から仲が良かった川村と。和気藹々と回れた」と、伸び伸びとスコアを伸ばした。

今週、月曜日に羽田空港に降り立ったばかり。先週は、かねてより公言していた米二部ツアーの１次予選に初参加。

「ファーストステージといっても、上手い選手ばかり。飛ぶし、小技は上手いし。凄いなと感じた。プロになりたての頃みたい。新鮮な気持ちでやれた」。新人の頃の謙虚な気持ちで頑張れた。
見事、次の２次予選の切符も得て、「このまま日本でも頑張ろう」。意気揚々と帰国をしたは良かったが、「昨日のプロアマ戦では、どうなっちゃうんだろう、と」。
時差惚けで一体、今日は何曜日かも分からなくなるような感覚の中で、疲れもあるし、「体が上手く動かせない」。予選会が終わったあと丸３日間はクラブを握る時間もなかったこともあり、「ダメで元々」。開き直りが奏功した。

まだ、日程は決まっていないが次の二次予選は２週後以降になる見込み。最初の渡米はその直前に、日本オープンで２位タイにつけた。「日本でまた、良い成績を出して、自信をつけていきたい」。
自身初の初日の首位発進に勢いをつけて、小平がさらなる飛躍を目指す。

• 小平 智