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三井住友VISA太平洋マスターズ 2014

石川遼は「自分のプレーに徹します」

チャリティーオークションで華麗なバッティングフォームを披露した石川。古田敦也さんご提供のバットに石川がサインをしたらたちまち値がつり上がってなんと7万円に!
バッバを観戦するにあたってのポイントについて、アドバイスをしてくれた石川だが、石川自身はそのバッバと予選ラウンドを回ることになり、同組ラウンドのポイントはマイペースを貫くことだ、と語った。

「バッバと僕ではプレースタイルがあまりにも違いすぎて・・・。今週は、自分のやれることをやるだけ。むしろ、自分のプレーに徹することが出来る・・・」。

今大会のここ5年の優勝スコアは通算13〜16アンダー前後。石川も2010年と2012年はそれぞれ通算14アンダーと、15アンダーで2勝をあげたが「今年はそれでは勝てる気がしない」。

それはもちろん、バッバの参戦によるところが大きく、「グリーンのタッチをどこまで合わせて来られるかにもよるが、彼なら20アンダーは軽く行くはず」。
そうなると毎年、ここで石川自身が設定している目標スコアも変更を余儀なくされる。
「いつもは16アンダーですが、今年は18か19アンダー辺りを」。
毎年、高い水準を誇るコースコンディションのみならず、雰囲気も、クラブハウスで味わう食事も、何から何までこよなく愛し、「いつも、このままずっと試合が続けばいいと思うくらい。1週間が終わると寂しくなる。そのくらいに好き」という相性の良い大会も今年は強豪の存在に、石川にはいつもと違う戦いを強いられそうだ。

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