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三井住友VISA太平洋マスターズ 2014

帰ってきた“ヒロシ”は今週も活躍に期待がかかるが・・・

先週の会場でも、大騒ぎだった。中国で一躍、注目を浴びた“ヒロシ”。昨年覇者も、その心境には興味津々。“ヒロシ”は大学の後輩であり、同じクラブ契約先でもある谷原秀人は「悔しいのか、達成感なのか。どういう気持ちで帰ってきたのか聞いてみたい」。

先週は世界ゴルフ選手権「HSBCチャンピオンズ」で優勝争いの末に、3位につけた岩田寛に、さっそく谷原からの質問をぶつけてみると「眠れないくらいに悔しい」。

1打差でビッグタイトルを逃した悔しさ・・・。「今後に生かしてこそ、やっと意味がある」とヒロシ。すでにエントリーは済ませている来月の米二部ツアーのファイナルQスクールに挑むか否かは今後の日本ツアーでの活躍にもかかっている。80位に浮上した世界ランクも年内に、50位内につければ、来年のマスターズなど、メジャー出場のチャンスも出て来るからだ。
「80位といってもここからが大変なので」と、厳しい道のりは覚悟の上だ。

これから国内4戦に備えるためにも、専属キャディの新岡隆三郎さんが勧めた今週月、火曜日の完全休養。
「ジムには行ったけど、昨日までの2日間はクラブを握ってない。こんなことは今まで初めて」という“冒険”も、やらなきゃよかった?!

「休んだらショットもパットもひどくなった」と、すっかり調子を崩してこの日のプロアマ戦は散々だった。
「キャディには月、火に休んだ意味も、明日になったら分かると言われたけれど。期待出来ない」。
その点では、先週3位のモチベーションも、すっかり下がってしまったヒロシなのだが・・・。

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