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ゴルフ日本シリーズJTカップ 2014
宮里優作が「今日は落ち着いてやれた」
2日目は難解なグリーンと厳しいピン位置に加えて、「僕はティショットが悪かった」。上空には風も舞い、出入りの激しいゴルフも「1回沈んだ流れを、呼び起こせた」。
13番は、460ヤードのパー4。7番アイアンを握った171ヤードの2打目。
「一瞬、ボールが消えたので、奥のバンカーかなと思った」。と、直後に沸き起こった大歓声で、入ったことが分かった。
「それもほとんどキャリーだったみたいで。上手いこと入ってくれました」。
あまりの勢いにカップの縁が崩れていた。
劇的イーグルで、昨年覇者が息を吹き返した。
前日初日は「みんなに凄い見られている感」と、周囲の期待の大きさにおののき、少なからず動揺したものだが「今日は昨日よりも落ち着いて出来て。気負いもない」。史上6人目(7度目、3連覇を含む)の連覇達成へ、優作が好位置で大会を折り返した。