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ISPS・CHARITYチャレンジトーナメント 2014
塩見好輝「気が付けば…」
アテスト会場で提出されたスコアカード、INコースに書かれている数字は驚愕の「28」。
そしてトータルスコアは「61」をマーク。
この61ストロークは2013年『ドラゴンカップ』で鈴木亨が最終日にマークしたスコアに並び、チャレンジトーナメント最少スコアとなった。
大会2日目、OUTコースからスタートした塩見は、前半を33ストロークでターンした。
後半は出だしの10番ホールでバーディーを奪った。続く11番では3打目のアプローチを寄せきれず、惜しくもバーディーパットを外してしまうも、後半はこの11番が唯一のパー。気が付けば11番を除く8ホールでバーディーを奪取した。
この日はショットが絶好調。すべてのバーディーパットが短かったと話すが、唯一長いバーディーパットとなったのが最終18番ホール。グリーン右奥のカラーから8mのバーディーパットが見事カップに吸い込まれ28ストロークを実現させた。
「昨日までは疲れからか、体が思うように動かなかったけど、今日はショットも切れていて、前半に入らなかったパットが後半に入ってくれた」とビッグスコアで予選落ちの危機から一転、見事に予選通過を果たした。