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seven dreamers challenge in Yonehara GC 2014

ツアーに早く戻りたい。その思いが甲斐のゴルフを後押ししている

「今日はショットが好調で、パット次第だったので、優勝争いもできる・・・と思っていたんですけど、1打足りなかったですね」と語ったのは甲斐慎太郎。

出だしの1番でバーディパットを決めると前半で3つスコアを伸ばす。折り返した10番、11番でも連続バーディ。この時点で2桁アンダーにまで伸ばし、まさに好調なショットとパットが噛み合うゴルフを展開していった。

しかし、12番でピンの上につけてしまう。思い通りに読んだラインにボールを乗せたものの「インパクトでパンチが入ってしまった」というボールはカップに蹴られてしまった。

「あの1打で流れが止まってしまった」と甲斐自身も語るように、その後はパーを拾っていくゴルフに。

最後の望みをかけた18番は快心のセカンドを放ち、イーグルチャンスにつけたものの無情にもカップの右をボールは通り抜け、天を仰いだ。

今季は『LANDIC ゴルフトーナメント2014 アソシアマンションメモリアル』で優勝。「優勝の後、よくも悪くもないゴルフが続いていた」というが、今回の結果で、5位まで下がっていたチャレンジ賞金ランクもひとつ順位を上げ4位にアップ。

「チャレンジは残り4戦ありますし、その1つでも優勝できれば、賞金ランク1位も夢ではないと思っています。1位以外でもツアー復帰は可能ですが、やはり出られる数が違いますからね。トップ目指して、そして、ツアーに早く戻りたいですね」
 甲斐慎太郎の視線は、既に来季のツアーへと目が向けられている。

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