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ANAオープン 2015
約1年ぶりの復帰戦、平塚哲二が上々の滑り出し
昨年10月のトップ杯東海クラシックの初日に、肘痛で棄権をしたあと、そのまま戦線離脱。今年2月に手術に踏み切ったものの、再び痛みがぶり返したり、懸命のリハビリの末に、ようやく戻ってきたツアーは、「楽しかったですけど、緊張しました」。
久しぶりの実践に、「ティショットがどこに飛んでいくかという不安。アプローチ、パターは今までどおりに出来るか」。スタートの10番で、フェアウェイど真ん中をとらえて、安堵した。後半は、再三パーオンを逃しながらも、「アプローチも寄ってくれた」と、徐々に自信も戻ってきた。
「上出来ですね。最高のスタートが切れた」と、不安は吹き飛んだ。
「この1年、ずっと家にいたんでね・・・」。酒をこよなく愛すやんちゃなちょい悪オヤジが久しぶりのツアーで伸び伸びと、好発進した。
休んでいる間も、トレーニングは欠かさず、鍛え上げたボディーは「ムキムキに。体重も休む前より3,4キロ増えた」と根っからの勝負師は、復活の時を心待ちにしていた。
「そんな上手いことはいかないと思いますけど、それが一番いいですよね」と、復帰後いきなりの“初V”にも虎視眈々。「全力で行きます」と、気合いが入っている。