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カシオワールドオープン 2015

ホストプロ石川は二人三脚で4アンダーの2位タイに

大会主催のCASIO所属のホストプロ石川遼は、昨年の妹の葉子さんに続き、今年は弟の航(わたる)くんがキャディーとなり二人三脚でのプレーとなった。「本当によく頑張ってくれました。僕にとってはまだまだ赤ちゃんのイメージしかなくて(笑い)。本当に担げるのかなと思ったが全然大丈夫でしたね」と兄として弟の成長をほほえましく見ていた。

 ラウンド中は会話も少なめだった石川兄弟。高校生となり努力を続ける弟に対しては今から打つから見ておけと背中で伝えられたらと兄の石川遼は思ったそうだ。

 この日は国内では昨年の今大会以来のノーボギーでのラウンドだった石川。さらにパットでは2番で20メートル、8番で16メートルのバーディパットを沈めるなど、同組だった宮里優作も「今日は石川デーだなぁ」と感心しきり。
 
 ショット、パットと調子を上げてきており、明日もしっかりクラブ振り切るゴルフでいい加減なゴルフはしたくない。僕のゴルフはグリーンを外して、そこからリズムに乗ってくるゴルフだと言った石川。

 明日からも思い切ったゴルフでトップを目指していく。弟の前で兄としての大きな背中を見せていく。
 

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