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関西オープンゴルフ選手権競技 2015

中嶋常幸が34年ぶりの舞台で

ここ名神八日市カントリー倶楽部で関西オープンが行われるのは、34年ぶり。またこのコースでトーナメントが開催されるのは、33年ぶり4度目。その“初回”に優勝を飾ったのが、中嶋だ。

1980年の三菱ギャランは中嶋にとってのツアー通算3勝目であり、久しぶりに思い出の舞台に帰ってきて、「あるよ、胸に期するもの」と、開幕の時を心待ちにしている。

昨年の今大会は、80回という長い歴史の中でも大会初出場で、記念大会に華を添えたのは良かったが、「予選落ちしてしまったのは悔しかった」。

前年度に手術に踏み切った左膝の状態が思わしくなくて、ツアーもこれがその年の初出場と、本調子ではなかったが、今年は中日クラウンズから2試合連続の予選通過を果たして今大会を迎えて、「ゴルフの状態はかなり良い」。

左膝に水がたまって時々、患部が腫れるのは一抹の不安としても、「良いトレーナーもいてくれるし、プレー後にアイシングをしたら全く問題ない。去年より状態はいい」ときっぱりと、今週はただひとりの永久シード選手として、関西のファンに存在感をアピールする。

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