Tournament article
HEIWA・PGM Challenge I 〜Road to CHAMPIONSHIP 2015
圧巻のゴルフをみせた額賀辰徳(ぬかが たつのり)が単独首位に立つ!
この日1イーグル、6バーディー、1ボギーと圧巻のラウンドにも満足することなく「まだまだです。取りこぼしも多かったですから」とスコアとは裏腹に冴えない表情をみせる。
取りこぼしてしまったのは11番と16番。
フォローの風に乗せて1オンが可能な11番パー4。他の選手がドライバーを振り切る中、“ツアー屈指の飛ばし屋”は悠然とスプーンでグリーンエッジ手前3ヤードまで運ぶもバーディーが獲れない。そしてこの日唯一ボギーとした16番ホールでは、1mないパーパットのラインを読み切れずにボギーとしてしまった。
ティーショットでフェアウェイを捉えることができた額賀は「2打目は殆どウェッジでしたから」とバーディーチャンスにつけることが多かった。
多くのプレーヤーが苦しんでいる高速グリーンにも「読み切れる時と、読み切れない時がある」と言うように、読み切れたホールで確実にバーディーを奪いスコアを伸ばし「65」をマークした。
オフにはたくさんの方々と合宿を重ねることで「今は精神的にも落ち着いてプレーできるようになった」と明かす額賀。
明日の最終日に向け「自信を持ってショットが打てている。明日は無理せず18ホールをプレーしたい」と、2011年『JGTO Novil FINAL』以来のチャレンジトーナメント4勝目そしてレギュラーツアー再挑戦を誓った。