『石川遼 everyone PROJECT Challenge Golf Tournament』ではジュニア世代や学生に対して、プロと一緒にラウンドし、プロから多くの事を学び、そして果敢に挑戦してもらいたいとの強い思いを持っており、今大会では８名のアマチュア選手が出場した。
　その中で５名が決勝ラウンドに進出し、日本大学1年星野隆也(ほしのりくや)さんが通算１オーバー９位タイで見事ローアマチュアに輝いた。

　星野さんは、今大会が開催された「ロイヤルメドウゴルフスタジアム」でのラウンド経験はあったが、トーナメント使用の固く、速いグリーンに悩まされ、予選ラウンドは４度の３パットを含む４オーバーで辛くも予選を通過した。「グリーンだけでこんなにも難易度が変わるなんて…。」とプロの舞台に驚いたようだ。しかし、予選終了後は３時間みっちりパッティングを練習、特にパターのタッチを合わせることに専念した。
決勝ラウンドでは、スタートして３ホール目にダブルボギーを打ってしまったが、それで逆に気が引き締まったようで、６バーディ１ボギー１ダブルボギーの「６８」でラウンドし、通算１オーバー９位タイでホールアウトした。「グリーンにうまく適応できてよかったです。３パットも今日はなかったし。」とにっこり微笑んだ。
　星野さんには、ローアマチュア賞として、１１月に開催される『カシオワールドオープンゴルフトーナメント』の出場資格が与えられる。

「この２日間の経験を生かしてこれからも頑張りたい。プロの先輩方からもっともっと技術を学びたい」と話し、さらに『カシオワールドオープンゴルフトーナメント』への意気込みを聞くと「優勝目指して頑張ります！」と力強く答えた。

• 石川 遼