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石川遼 everyone PROJECT Challenge Golf Tournament 2015

第3回『石川遼 everyone PROJECT Challenge Golf Tournament』は秋吉翔太が制す!

 チャレンジトーナメント第15戦『石川遼 everyone PROJECT Challenge Golf Tournament』最終日3位タイでスタートした秋吉翔太が6バーディ3ボギー、“攻めるゴルフ”で見事に逆転優勝を決め、『seven dreamers challenge in Yonehara GC 』に続き2試合連続優勝を飾った。

「素直にうれしいです。自分の中でメリハリの利いたいいゴルフができたと思う。」と満面の笑みで答えた。
1番、2番ホールを連続バーディでスタートし、このまま勢いにのっていくかと思いきや4番、5番ホールでは連続ボギーとなかなか流れには乗れず苦しい展開だった。一時は同組でトップを走っていた宮瀬博文に4打差をつけられていたが「トップとの差は特に気にしていなかったですね。絶対に流れは来ると信じていましたし、スコアを気にして、自分が弱気なパットを打つほうが嫌でした。」と自分を信じ、常に強気な姿勢を崩さなかった。

 その姿勢が流れを呼び込んだ。バックナインに入ってからは尻上がりに調子を上げて行きバーディを量産、15番終了時にはついにトップタイに躍り出た。しかし次の16番のロングホールでは2オンし、イーグルチャンスにつけるがそこからまさかの3パットで足踏み。何とかパーで切り抜けた。「あそこは少し嫌な感じがしたけれど気持ちを強く持ちました。」

 そしてトップタイで迎えた最終18番。ティーショットを左の池手前の絶好の位置に付け、セカンドショットは狙い通りに約3メートルのバーディチャンスに。「最後のバーディパットは外してもプレーオフ…。」と思いながらもしっかりと強気に打ちバーディフィニッシュ。まさに“攻めるゴルフ”で優勝を勝ち取った。

 優勝によってチャレンジ賞金ランキングは約430万円となり、トップの森本雄をたったの2千円で追いかける2位に。また、来年のレギュラーツアー前半戦(第1回リランキング)までの出場資格を得られる10位以内はほぼ確実となった。
 
 秋吉は今大会で優勝したことにより再来週行われるレギュラーツアー『ブリヂストンオープン』の出場資格を得たが、同週に行われるチャレンジトーナメント『JGTO Novil FINAL 』への出場を選択した。「レギュラーツアーに出たいのは山々ですが、今はチャレンジ賞金王になって来年の1年間のシード権を狙いたいです。」と一歩一歩進むことを選んだ。

 レギュラーツアーで活躍する石川遼や川村昌弘といった後輩達には負けたくない。
自分の攻めるゴルフを貫き、チャレンジ賞金王必ず手中に収め、そしていつかレギュラーツアーの賞金王を獲る。
 秋吉翔太は常に上を向き強気に攻めていく!

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