『富士ホームサービス チャレンジカップ』の本戦を明日に控え、上平栄道（うえひらまさみち）はプロアマ大会に参加した。

2012年にはレギュラーツアーで賞金ランキング16位となり、初優勝も期待されていた上平だが、今シーズンは2010年以来のチャレンジトーナメント参戦を余儀なくされた。

慣れ親しんだレギュラーツアーとは違い、短期間で勝敗を分けるチャレンジトーナメントについて「1日で予選カットとなるため、無理はしないようにしたい」と慎重に話す。

「あとはどう押し引きをするかですね。攻めないといけないけど、ミスを犯すこともできないですから」と、2日間競技の難しさを久々に痛感している様子。

今シーズンはチャレンジトーナメントを中心に闘っていくことを明かした上平は「マイペースにやっていきます」と話すも、気持ちとしてはこの場所に戻ってくるつもりはない、できればレギュラーツアーで闘い続けていきたいと強く願っている選手の1人のはずだ。
何よりレギュラーツアーで獲り忘れた“優勝”の二文字を目標に1年でのレギュラーツアー復帰を目指す。

今週について「出場するからには優勝争いに絡んでいきたい、そして優勝を」と『富士ホームサービス チャレンジカップ』初代チャンピオンの座を虎視眈々と狙っている。

“優勝”の二文字を目標に、来シーズンのレギュラーツアー復帰を誓った上平から目が離せない。

• 上平 栄道