米「ソニーオープン・イン・ハワイ」は現地時間の12日に開幕を控えて松山が、ディフェンディングチャンピオンとして、公式会見に臨んだ。
ラッセル・ヘンリーとのプレーオフを、劇的イーグルで締めくくった昨年最終日について「まさか優勝できるとは思っていなかった。タフなコースを攻略できたというのは凄く嬉しかった」と改めて振り返り、「またここに戻って来られて嬉しい」などと語った。
首痛で棄権した昨11月の「ヒューストンオープン」以来の実戦となった先週は、21位で完走。
「去年はゴルフをすると、毎回痛くなっていたことを思うと良くなってきたと思う」と、現状を語り「あまり練習ができていないので期待はできないけど、今週は楽しみ」と、話した。
今年は、東北福祉大の後輩の比嘉一貴が、昨季の賞金王として参戦を果たすほか、米二部コーンフェリーツアーの出場資格がある大西魁斗と桂川有人がハワイで初戦を迎え、アマで顕著な成績を残した新人の中島啓太と蟬川泰果も揃って出場。
アマチュアの岡田晃平さんも加わり、大勢に背中を追われる。
本格参戦は2014年、21歳だった。
「自分が10年近く頑張って来たことが、良い影響を与えているのなら良かった」と後身たちの成長を喜び、「僕のところに聞きに来てくれるのは嬉しい」と、後輩たちに指導しながら本戦に備える。