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Sony Open in Hawaii

松山英樹が「65」で上昇「まだチャンスがあるところにいる」(ソニーオープン・イン・ハワイ3日目)

日本勢は4人が決勝ラウンドに進出し、3日目の第3ラウンドを終了した。 スコア速報


連覇がかかる松山英樹はボギーなしの「65」。通算8アンダーまで伸ばした。

5つのバーディを奪い、後半7番から3連続で締めくくったがショットに課題を残したようだ。

「前半は思い通りに打てたのが多かったが(後半)1番でティショットをミスしてからなかなか思い切り打てなくなって、そのまま、アイアンも引きずるような感じがありました」などと、説明。


だが、「ショットはよくない中でもパターを打たなくてよい距離についたので、スコアにつなげるという意味ではよかったなと思います」と、不満なりにもしっかりとチャンスは残した。


「(後半)4番くらいから、アイアンは良い感じになったので、明日楽しみだなと思います」と、最終日に十分希望を残し、「パター次第ではまだチャンスがあるところにはいる。頑張りたいなと思います」。

プレーオフを制してアジア人最多タイの通算8勝目を飾った昨年は、最終日に一時5打差を逆転している。


賞金王の比嘉一貴は、2日連続順延の第2ラウンドで、決勝進出にはきわどい通算2アンダーで終了。
「昨日終わったあとも、ずっとスコアボードとにらめっこしていた」という薄氷の予選通過に「今日はのびのびと、いけるところまで行こうという気持ちでスタートした」と、話すがこの日も3日連続の「69」。
通算スコアは3アンダー。

開幕前に立てた目標は、4日間ともアンダーパーで回ること、だそうだ。
「苦しい中、オーバーパーのないラウンドは継続中」と苦笑しながら、「今日は風がなかったので、1アンダーでは足りないな…と。このコンディションだったら5アンダー以上目指さないと」と、最終日こそ奮起。

「のびのびやって、行けるところまで行けたらいい」。
ハワイで小さな巨人をアピールする。


そのほか、アマチュアで出た昨年に続く2年連続出場の中島啓太が4バーディとボギーなしの「66」で健闘。
通算7アンダーまで伸ばした。

また蟬川泰果が5バーディ、2ボギーの「67」。通算6アンダーで、15日の最終ラウンドに挑む。

なお、大西魁斗、桂川有人、@岡田晃平さんは予選敗退した。

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