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Masters Tournament

松山は16位で終わる(マスターズ最終日)

今季メジャー初戦「マスターズトーナメント」が9日に終了し、一昨年に続く2勝目を狙った松山英樹は、通算2アンダーの16位タイに終わった。



今年は2日目から中断と順延が続き、最終日は前日の第3ラウンドの残りと最終ラウンドをプレーした。


12番のバーディチャンスから、再び競技を始めた残り7ホールで3つ伸ばして第3ラウンドを「70」とした。

通算5アンダーで首位と6差に詰めて最終ラウンドに臨んだが、2バーディ5ボギーの「75」と崩れた。


1番は、短いパーパットを逃してボギー発進だった。
2番パー5でバンカーから巧みに寄せて、すぐバーディを奪ったが5番で3パットのボギー。


左バンカーに入れた4番や、グリーンを外した7番でパーを拾って粘りを見せた。

カラーから沈めた8番でガッツポーズを握り、イーブンパーで入った後半、難所の11、12、13番では続けてチャンスを作ったが、決まらなかった。


14番では2打目が風に戻されグリーンからこぼれた。上手く寄せたが、パーセーブを逃した。

15番パー5は、1メートルに寄せたチャンスを逃し、17、18番の連続ボギーで後退した。


2週前のWGCデルテクノロジーズマッチプレーを、首痛で棄権しており「体の状態を考えれば、よくここの位置にいられたな、というのと、最終ラウンドでは思い切り振れていた」と、復調傾向には笑顔も見せた。

「ただ、コントロールがなかなかうまくいかなかった。体がいい状態でプレーできていないのが悔しい」と、内容にはもどかしさも見せた。

「早く体をいい状態にして、練習も制限なくできるようになればちょっとした距離感や、パット練習にも時間を費やせる。体のメンテナンスをしっかりしたい。次のメジャーまでにしっかりと準備をして勝てるように頑張りたいと思います」と、課題を掲げた。


優勝はジョン・ラーム。3打差の2位から出た最終ラウンドを69で回り、逆転の大会初勝利を飾った。
一昨年の全米オープンに続く、メジャー2勝目。

2位は4打差の通算8アンダーで、フィル・ミケルソンとブルックス・ケプカ。

タイガー・ウッズは、3ラウンドの残りを再開する前に足底痛のため棄権を申し出た。

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