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ZOZO CHAMPIONSHIP

石川遼にはZOZOはZOO?「ライオンやトラを見に行くような感覚なんじゃないか」3年ぶり3度目を満喫中

石川遼にとって3年ぶり3度目の「ZOZO」は、「ZOO」でもあるらしい。


わくわく


初日の観客動員は5651人。
今年も日本開催のPGAツアーに平日からギャラリーが殺到した。


「日本のファンの方からすると、ほとんどが見たことのない選手。普段は見られないライオンとかトラを見たいと思ったら、動物園(ZOO)に行くような感覚なんじゃないか」と、共感する。


「僕もお目当ての動物がいたらあれだー!という感じは持ったことがあるので。ある意味、モンスターたちが集まっている。ロープの外から見ているのと、僕は中から見ているのとの違いなだけ。色々新鮮だな・・・」。


めったとない飛ばし屋キャメロン・チャンプらとの予選ラウンドを、ファンのみなさんと同目線で満喫しながら初日は首位と4打差の2アンダー、17位タイと上々の滑り出しだ。


「ショットは修正したいところがある」と、10番スタートから3ホール続けてパーオンを逃したが、パーセーブ。
「全体的に良いパットは打てています」と、608ヤードの14番パー5も含めて4つのバーディを奪って戻った。


先週の「日本オープン」2位で、権利のある賞金ランク上位8人に滑り込んだ。

「フェアウェイやラフの刈り高などPGAツアーから細かく注文が来ているんだろうな、と。何度も刈ったり、タネをまいたり密集させて・・・」などと、開幕前には自身もABEMAツアーを主催する身としてコースさんのご苦労を思いやり、「グリーンスピードや硬さも、キーパーさんの腕で、アメリカ国内のPGAツアーでやったときと大差ない」と、賞賛を忘れず「PGAツアーが日本で開催されることのすごさを肌で感じます」。


コロナ禍で米国開催となった2020年以来となる3度目の出場を誰より喜び、楽しむ気持ちが言葉や表情から伝わってくる。


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