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日本オープンゴルフ選手権 2016
第81回日本オープンゴルフ選手権を開催
小平は史上5人目(7度目)の連覇がかかる。昨年は、池田勇太の連覇を阻止して、史上初の平成生まれの勝者となった。
小平と同様に、世代交代の先頭を行く2人のスターが、日本一決定戦で久しぶりに顔を揃える。
先週のうちに、すでに主催のJGAが予選ラウンドの組み合わせを発表した。今年、3年連続の出場を果たすアダム・スコットが、昨年大会時に約束していた。
日本のナショナルオープンに、国を代表するあの2人がいないのは良くないのではないか・・・。「僕が彼らを連れてくる」と言った。
あの約束を、アダムが最高の形で実現させたかっこうだ。
11月、豪州のワールドカップでは日本代表ペアを組む。この日本一決定戦で、2012年以来4年ぶりに顔を合わせる松山英樹と石川遼、そしてアダムが、予選で直接対決を果たすことになった。
松山は、プロ転向後の初出場だ。石川は、地元・埼玉で腰痛からの完全復帰をアピールする。
アンカリングの禁止を受けて、長尺パターの放棄を余儀なくされたアダム。昨季は短いパターへの転換期と重なり、苦しむ姿も見られたが、今季は米ツアーで2勝、賞金ランクは3位。道具の移行にも成功し、みごと復活をとげて、日本に舞い戻る。
千葉の梅郷では38位。昨年の兵庫・六甲では7位タイ。
今度こそ、勝ちに来た。
※今大会の連覇達成者
宮本留吉(1929,1930年)(1935,1936年)
S・バレステロス(1977,1978年)
中嶋常幸(1985,1986年)(1990年,1991年)
尾崎将司(1988,1989)
尾崎直道(1999,2000年)