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トップ杯東海クラシック 2016
昨年6位の三好でS・H・ペクが好スタート
韓国のペクが今年も初日から好位置をキープした。
前半のインコースと、後半のアウトコースでそれぞれ3連続バーディを記録するなど、チャンスを量産した。
「三好はバーディが獲りにくいコースのひとつですが、得意のアプローチを生かせば良い結果が出せる」と、首位タイにつけた。
日本ツアーは本格参戦2年目にして、今週は初めて日本のプロキャディを採用して、「バーディチャンスでない所でも、チャンスを作ってくれるので、凄く力になる」と、感謝した。
13歳でタイに渡り、朴セリ選手に憧れて、ゴルフを始めた。韓国出身ながら、タイ随一の飲料メーカー「シンハコーポレーション」とサポート契約を結び、韓国語と英語、そしてタイ語を器用に操るのもそんな生い立ちからきている。
身長181センチに、本人推定100キロを超える巨漢で、今年こそ三好を制する。土・日共に最終組で回った昨年は「特に最終日はギャラリーも多くて。プレーに集中できなかった悔しさがある」と、6位タイに終わった。
来年は、母国韓国で兵役の任務につく予定で今年こそ、の思いに拍車がかかるが「ノーストレス。エンジョイ!」。自分にプレッシャーをかけすぎることなく、楽しくプレーがしたいそうだ。