そのほか、松山英樹と平田憲聖が、イーブンパーの暫定67位タイにつけている。
なお、第1ラウンドは日没で順延したため、PGAツアーメンバーとしての初戦を戦う久常涼をはじめ、岩﨑亜久竜、金谷拓実、早稲田大の@中野麟太朗さんらが、この日のうちにホールアウトできなかった。
さっそく波乱の幕開けとなったが、ちょうどこの日に誕生日を迎えた蟬川は、暫定首位のキャメロン・デービス(豪)とは現状6打差で競技を終え、23歳初日としては、まずまずのスタートが切れた。
後半、左に曲がる404ヤードの15番パー4では、「この風であれば、ドライバーで攻めてみようかな、思ったのがうまくハマってくれた」と豪打を活かしてチャンスにするなど、合わせて5つのバーディと、ボギーは3つ。
今年は、ソニーグループの推薦枠「ソニーオープンチャンレジ」を受けて、2年連続の出場だ。
「改めて去年の難しさを思い出した」と、記憶を辿りながら「明日は今日よりいいスコアを。バーディを毎日4つ以上獲ることを目標にしているので、その目標に届くように頑張りたい」と上昇を期した。
また、22年覇者の松山は、3バーディ、2ボギー、1ダブルボギーと、風の中で一進一退とはなったが「後半はいいショットが打てていた。安定してきたかな、といいう感じはある。期待していきたい」などと、手応えを伺わせた。
最後18番ではイーグル逃しのバーディ締めに「もう少し入ってくれたらな、という感じ。そこを決めきることができればスコアは伸びていくんじゃないか」。
引き続き課題のパットにも試行錯誤をしながら「明日もいいプレーができるように頑張ります」と、意気込みを述べている。