4番のユーティリティを振るったショットは、20ヤードほど手前で落ちると、そのまま吸い込まれるように、ガシャンとカップイン。
「恥ずかしいショットではないんですが、当然カップは狙っていない」と、嬉しいやら照れくさいやら。
本人もびっくりのショットインイーグルで、大歓声を起こした。
2日連続の2アンダー「68」をマークしたが、この日は奇跡の1打を加味してのもの。
「きょうは自分の中ではパープレーの内容だったかな」と自己評価をしながら「ちょっと欲が出ちゃうな、とは思います」と、がぜんやる気も。
「アイアンショットの精度を修正できれば、もっと近いバーディパットも打てるかな、という感触はある。明日に向けて、ほんのちょっとでもよくできれば」。
奇跡の1打も美味しいが、土・日は確実なバーディ遼さんで、日本勢最高位の4位につけた昨年大会を上回る。